01会社概要
1949年創業。静岡市清水区で、水産加工残渣を原料とした飼料・肥料の製造販売を手がける。マグロ残渣を原料とする魚粕肥料は静岡県内の茶生産者を中心に使われ、使用する生産者が各種品評会で入賞している。従業員18名、売上規模約10億円。缶詰「とろつな」など資源循環の考え方を社会に伝える取り組みも行い、静岡市DUAL TRACK 2025に採択された。
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02事業テーマ
ここ数年、会社を知ってもらう活動に力を入れてきた。手応えは確かに出ていて、営業に行くときのアドバンテージにもなり始めている。ただ、そこで止まっている。メディアに出るたび反応はあるが、会話が「載ってたね」で終わり、次の一歩に進まない。原料価格が上がって値上げすれば「これまでの付き合いで、なぜ」と言われ、似た安価品が来ればそちらへ移る顧客も一定数いる。「伊豆川だから」で選ばれる肥料になることを目指す。
事業テーマの詳細資料を見る(PDF)(PDF・新しいタブで開きます)03解決したい課題
顧客仮説は、品質と物語で差別化したい農業生産者。茶・抹茶・米などをつくり、値段ではなく中身で選ばれたい人である。顧客は二層あり、既存顧客の中で思いで選んでくれている共感層と、これから思いを持って農業を始める・家業を継ぐ世代である。抹茶をはじめ、ブームに乗っているだけでは先が続かず、品質と物語で差別化しなければ選ばれなくなる、という危機感が生産者側に生まれている。
ところが、資材や栽培方法にこだわっても、それを消費者や取引先に伝える手段とスキルがない。「何をどう伝えればいいか分からない」。結果として、良いものを作っても価格競争に巻き込まれる。生産物を買う側も、資材までこだわった生産物とそうでないものの区別がつかず、選ぶ理由に出会えないまま値段で選ぶことになる。
いる。※広がり(何件が同じ状態にあるか)は、9〜10月に既存顧客への聞き取りで確かめる。
04共創イメージ
提供する価値は「肥料」ではなく、生産者が自分の生産物を自分の言葉で語れる状態である。
生産者は、取材を受けるだけで記事と発信素材が届く。「伊豆川の肥料で育てた」が、選ばれる理由になる。当社にとっては、生産者の商品が売れるほど外せない肥料になり、た肥料メーカーとの価格競争の状態から抜ける道ができる。
まず①事例記事の制作と双方での発信で肥料が選ばれる理由をつくり、②生産者向けPR支援のサービス化で事業として立てる。将来像は、静岡の農畜産物が「どんな肥料や飼料で育てられたか」まで語られる状態を目指す
05提供できるアセット
1949年から続く「捨てられる魚を農畜産物の土台に変える」循環の物語と、使用生産者の品評会入賞という裏付け
静岡県内の茶生産者を中心とした顧客基盤。既に自らのSNSと商品説明で「この肥料を使っている」と発信している生産者がいる
自社サイトの「使用者の声」ページ、note等の発信チャネル、これまでのメディア掲載の実績
06求めるスタートアップ
SNS運用・ショート動画によるブランディング発信。当社のブランドと思いを理解した上で運用を担い、思いを持つ生産者やこれから農業を始める世代に届く発信をつくりたい
AIを活用したコンテンツ制作の型化。取材の録音から記事と発信素材を効率よく作るワークフローを構築し、少ない工数で事例を積み上げられる体制にしたい
生産者向けPR支援の仕組み化。生産者が自分の商品に当社の物語を組み込みやすくする素材と導線(PRキット・商品ページ用素材・共同発信の型)を一緒に設計したい
いずれも前提は、当社のブランドと価値観を理解してくれることである。単に運用を代行してもらうのではなく、思いの伝わり方まで一緒に考えられる相手を求めたい。当社は、飼料・肥料の製造と品質、生産者との関係づくり、語る材料(物語)の提供、生産者への取材、ブランドの方向性の判断を担う。
07意気込み
1949年の創業以来、水産残渣の循環利用に取り組んできた私たちの仕事は“裏方”でした。しかし近年、メディアで取り上げていただく機会が増え、大きな誇りを持てるようになりました。今回はその資源循環の物語と品質の裏付けを、地域の農業生産者のブランド価値を高める「武器」として届けたいと考えています。単なる運用代行ではなく、生産者支援の仕組みづくりまで現場で共に試行錯誤できる皆様、ぜひ力を貸してください。
