01会社概要
KokoroNation(ココロネイション)は、静岡を拠点に活動する国際的なアートプロジェクト。
画家・田川誠とディレクター・深澤慎也によるアートチーム「ペトロアンドヨゼフ」を中心に、「難波意匠堂」の難波麻里奈、通訳のKinako、アメリカのmidas(Bryan Hollman)、Afridevaとともに活動している。静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC)を拠点に、アートを媒介として、教育・医療・福祉・地域・企業・海外など、さまざまな分野をつなぐ活動を展開。これまで培ってきた参加型アートの企画・制作力やワークショップのノウハウに加え、企業・学校・文化施設等とのネットワーク、国内外のアーティストや教育関係者とのつながりを活かし、アートを通じた新たな価値や交流の創出に取り組んでいる。
公式サイトを見る(田川誠)(新しいタブで開きます)
02事業テーマ
人を惹きつけるアートの力を、企業・教育・地域・世界、そして未来へ。企業と共創し、アートを通じて商品・人・地域・世界をつなぐ新しい事業モデルをつくる。私たちは、作品を自分たちだけで完成させるのではなく、人との出会いやつながりによって表現や活動が変化していくことを大切にしてきた。単発のアートイベントではなく、「制作 → 体験 → 展示 → 発信 → 国際交流」までをつなぎ、継続可能な事業にする。これまでの活動を「再現可能な事業モデル」に変えることが、今回の挑戦である。
事業テーマの詳細資料を見る(PDF)(PDF・新しいタブで開きます)03解決したい課題
①新しい顧客層・市場へ商品やブランド価値を届けたい企業。画材・文具・素材・教育関連・子ども向け商品など、アートとの親和性が高い企業である。
②学校・医療・福祉・文化施設など、子どもや地域に創造的な体験を提供したい組織。将来的には海外の教育・大学・文化機関へ展開する。
企業は、良い商品・技術・ブランドを持っていても、従来の広告・販売だけでは新しい人や市場に届きにくい。社会貢献や地域・教育との接点をつくっても、単発イベントで終わり、継続的な価値につながりにくい。教育・医療・文化の現場も、質の高い参加型アートを継続するための企画・人材・ネットワークが不足している。私たちは、企業と現場の双方をつなぐ役割を担う。
私たちの仮説は、企業がKokoroNationに求めているのは、単に「アーティストに作品を作ってもらうこと」ではなく、商品・ブランドの価値をアートを通じて新しい人・場所・市場へ届ける力ではないか、というものである。
04共創イメージ
企業の商品・技術を「アートを通じた体験」に変換する。「商品 → 販売・広告 → 消費者」という一方通行になりがちな発信を「商品 → アーティストとの共創 → 作品・ワークショップ → 子ども・地域 → 展示・発信 → 海外」とインタラクティブなPRに変化させる。企業の商品そのものだけでなく、「商品を通じて生まれる体験・物語・つながり」を価値として届ける。
事例として、ライスワックスでできている水溶性の画材「キットパス」との出会いがある。私たちが描く作品の色彩が明るくなり、ファンタジックからポップまで表現の幅が広がった。企業との出会いがアーティストの表現を変え、アーティストの活動が企業の商品を新しい場所へ届ける。キットパスでは、商品 → 作品 → 子ども → 大人 → ワークショップ → 全国 → 海外という循環がすでに生まれている。この「人を惹きつけ、商品や価値を新しい文脈へ運ぶ力」を、他企業にも展開できる事業にする。
進め方は5段階。①既存の企業・教育・文化等との接点から顧客課題をヒアリングする → ②企業の商品を活用した共創型アートプログラムを設計する → ③ワークショップ・展示等で参加者の反応と企業側の価値を検証する → ④デジタル技術を導入し、作品・参加者・反応を記録・可視化する → ⑤再現可能なモデルとして整理し、全国・海外へ展開する。
収益化の候補は、企業との共同企画・プロジェクト費、ワークショップ・展示企画費、商品・コラボレーション展開。実証を通じて、どの顧客がどの価値に対して費用を支払うのかを検証し、再現可能なモデルへ磨き込む。3〜5年後には、静岡発の「企業×アート×社会×世界」の共創モデルを確立し、「子どもが描く」ことを入口に、人・企業・地域・世界がつながるプラットフォームを目指す。
05提供できるアセット
参加型アートの企画・制作力と、ワークショップのノウハウ
企業・学校・医療福祉施設・文化施設とのネットワーク。日本、アメリカ、フランスの教育機関や海外アーティスト・大学との接点
画材メーカーとの10年以上にわたる協業実績と、そこで生まれた企業共創の実例
多言語対応・国際交流の基盤(17か国語言語対応実績あり)
06求めるスタートアップ
KokoroNationが持つアート、海外ネットワーク、国内外での活動実績を活かし、静岡の企業や商品を新しい市場へつなげる仕組みを共につくれるスタートアップを求めている。
例えば、富士市の紙関連企業の商品をアメリカへ届け、現地のアーティストやクリエイターと実際に使用・発信することで、日本とアメリカの紙文化や商品の違いを伝え、新たな顧客や販路を生み出すといった展開を想定している。
また、フジドリームエアラインズや鈴与など、静岡に基盤を持ちながら国内外にネットワークを持つ企業との連携も視野に入れている。
私たちが持つ「アート・人・海外ネットワーク」と、スタートアップが持つ「新しい技術・サービス・ビジネスモデル」を掛け合わせ、静岡発の企業・商品を国内外へ展開する新たな事業モデルを構築したい。
07意気込み
私たちは、これまでアートを通じて、人と人、企業、地域、そして世界をつないできた。この活動を一過性のイベントで終わらせず、企業の価値や社会との接点を生み出す、持続可能な事業モデルへと成長させたい。私たちの「コンテンツと現場」に、テクノロジーや新たな視点を掛け合わせ、共に挑戦してくれるスタートアップと出会いたい。アメリカでは、midasを通じてジョージア州のイーソスアカデミーの授業でワークショップを行い、イリノイ州のホームスクールコミュニティにも展開していく。こうした実践を重ねながら、静岡から生まれた共創のモデルを日本、そして世界へ広げ、未来を担う子どもたちへつないでいくことを目指す。
